エスケヱプ・スピヰド/九岡 望

投稿日時 : 2012/02/14 19:56:48
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こいつは臭ええええええええええ!男くせえええええええええ!!!
こういう硬派なの待ってたんだよ!!
烙印の紋章に次ぐ、硬派ラノベ目録にチェックインです。

エスケヱプ・スピヰド/九岡 望

エスケヱプ・スピヰド (電撃文庫)

  • 著者/訳者:九岡 望
  • 出版社:アスキーメディアワークス( 2012-02-10 )
  • 文庫:341 ページ

そう、一言で表すなら世紀末虫型兵器SFラノベ。もとい、ボーイ・ミーツ・ガール。
現存の与えられた存在理由しか持たない男女が出会い、共に未来を選択するお話。

九曜が叶葉と接していく間にどんどん人間味を帯びていく過程が非常にしみじみきます。
そしてその後の180度転換が、すごく心にダメージを与えます。
いや、この後戻るって先は分かるんですけども王道であってもきっちりと表現で魅せられました。
むしろ王道でよかった。
これでバッドエンドなんてされたらトラウマ物だった。

この九曜さん、いわゆる厨二兵器の通称《鬼虫》なんですが
この鬼虫同士の戦いの描写が凄まじい。
未来ガジェット達が凄まじい戦闘をするのは読んでいてとても気持ちがいいです。

ただひとつハテナが浮かんだのは、竜胆の戦う理由が薄い…?というかそれ以外の設定が練り込まれているのに
ここだけなんかぼかしてる気がして違和感がありました。

まだラノベ読み初心者として、新人だからどうこうなんて事を言える程読んでいないので偉そうな事は言えませんが
起承転結の構成が綺麗で、転の部分がすごく盛り上がります(当たり前です)
結の部分が、俺達の戦いはこれからだ的な終わりだったんですが、これ続けられないよね?
この2人に焦点を当てたまま続けるとなると設定がごっそり根こそぎ変わってしまいそうな気がします。
まあ、それはそれでこの作者ならなんとかしてくれる気がするので黙っています。

今月も半ばということで後半も楽しいラノベに出会えると期待して終わりにしたいと思います。
あ、この作者後書きがなんか硬派で好感もてます。↑も硬派な感じですよね?

あ、後ちょっと前にシュヴァルツェスマーケンを読んだんですがマブラブの世界観ってやっぱりいいですよね。
長々と書く気はないのでここまでにしますが、この調子でマブラブワールドを昇華してくれると嬉しいです。

こうやって潔く終われないのが硬派っぽくない由縁ですかね。


コメント 4

  1. mukudori より:

    かみおーさん

    ふはは、やっぱりべた褒め感想だったか! 思った通りよ!(偉そう)

    私は「鬼虫たちの闘争本能」で片づけてしまいましたが、確かに竜胆の理由づけは薄かったですね。
    それと、
    >結の部分が、俺達の戦いはこれからだ的な終わりだったんですが、これ続けられないよね?
    >この2人に焦点を当てたまま続けるとなると設定がごっそり根こそぎ変わってしまいそうな気がします。
    ここには非常に同意! 九曜と叶葉に当たるスポットライトはこのまま終わって、綺麗なボーイミーツガールで〆て欲しいですね。
    作者にはまた新しい物語を書いて欲しいと思います。

    • かみおー より:

      >闘争本能
      やっぱりその辺しか理由付け出来無いですよねー

      ナンバリングもつけてないし、続刊は出ないという事なんでしょう!
      と思ったら新人は皆つけてないんですね。
      電撃の方針なのかな?
      次回作がどんな毛色になるのかとても楽しみにしております。

  2. くらげ より:

    買ってきたわ。

    • かみおー より:

      新着コメント昨日を消したせいで全然気づかなったよ
      またどうやったか聞かせてくださいな

      もうちょっとレイアウト考えないとなあ

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